”SNOW CAVE CAMP” 雪洞泊@黒姫山
毎年の冬の楽しみ”雪洞泊”。
SNOW CAVE CAMP。
それは冒険のロマンがぎっしり詰まった、
冬しかできないキャンプです。
ダウンパンツ、ダウンシューズ、バーナー、
お酒、宴会、ライト、寝袋、マット、、、
持っているアイテムを総動員し、
いかに快適に暖かく雪洞で宴会をするか。
今回泊まったのは、
黒姫山の東面の標高2000m付近。
この日は2015年2月20日、
まだまだ厳冬期なので、夜は外気温が平気でマイナス10℃を下回る予想。
寒いとそれだけでテンションが下がり、口数が減る。
僕も今回人生2度目の雪洞泊。
前回は妙高の三田原山、辛い思いをしました、、、
なのでその反省を活かし、
今回はかなりアイテムもパワーアップし快適さもアップ。
先輩たちとのグルメな冒険で、
雪が深くて重い荷物での移動は過酷でしたが、
極上のパウダーあり、絶景あり。
最高の体験ができました!
その場所とは、、、?
これです。
黒姫山は標高2053m、
その山頂付近の東面に雪洞で泊まり、
翌日は黒姫山の稜線に出て七つ池に滑り降り、
御巣鷹山(2046m)山頂まで登り行き、北アルプスの絶景を見る。
それからまた黒姫山を登り返し、
黒姫高原スノーパークに帰るという行程です。
これは今回の冒険のダイジェスト動画です!
さぁその1泊2日のストーリーを、
写真で詳しくご紹介します。
それでは写真140枚のフォトストーリーSTART!!
黒姫高原スノーパーク駐車場、
なにやらバカでかいリュックの集団がw
60Lから70Lです。
この中には食材やお酒がいっぱい!
今回のメンバーは、
僕が中学生からほんとにほんとにお世話になっているスノーボード界の先輩方。
時に厳しく時に優しく、
ほんといろいろ教えてくれる兄貴たちです。
昔からの先輩でなければ、見た目、怖いですよねぇ
僕も32才になってやっと少し口ごたえできるようになってきましたw
さぁリフトに乗ります。
山頂までは1300円です。
まぁすごい集団ですよね、、、
二人乗ってるみたい、、、
となりはリュックです。
今回はみんなスプリットボードです。
スキーヤーと一緒で、裏側に後ろには滑らないスキーシールを貼っています。
登り始めの天気は最悪、
湿った雪です。
ここから1泊2日の長丁場、
どうなることやら、、、
先輩にオリゴ糖をもらいました。
これが体に染み渡る〜
髪の毛は汗と雪で、凍る。。。
かなり登りました。
行き過ぎて写真が撮れませんでしたが、
やっと天候が回復してきました!
すでに標高は1500m過ぎてます。
この日はすごく深い日。
交代でラッセルです。
僕はカメラ持ってるからって言って甘え気味、、、
深いのわかりますよね、、、
少し太陽も見えてきた!
これは夜にきれいな星が撮れるかも!
一人目の辛さ、、、
二人目の快適さw
だいぶ高度上がってきたのがわかります。
野尻湖が見えた!
ついにきれいに野尻湖が見えました!
そして今日の宿ポイントが決定!
ここなら朝日も見えるはず!
ここが雪洞ポイントです。
妙高山(2454m)も見えます!
雪洞堀りスタート!
みんな部活のように、
かけ声出しながら。
一人が中で、一人がかき出す。
雪はブロックでどんどん出します。
どんな雪洞になるのか!?
この時もすごく楽しい!
あらよっと。
2チーム分かれ、2方向から掘ります。
最初は掘りづらい、、、
お、、、、!
開通!
約2〜3時間でこの通り!
男のロマン”雪洞”
さぁ暗くなってきた、
荷物を運び込む。
ダウン、ダウンパンツ、ダウンシューズ、カイロ、
断熱材マット、寝袋、などなど、
全身快適モードに着替えて、、、、
早速ですが、、、
スタート!
雪洞内は湿気がすごく、
一眼レフの撮影ができませんでした、、、
でもiphoneをフル活用!
パノラマ撮影。
みんな脇に棚作ったり、
リュックの分をくぼませたり、
おしゃれなキャンドルも。
これがやりたいがために、
割と重いのに持ってきた酒井さん。
上質な空間。
間接照明はヘッドライト。
角度にこだわります
重宝するのはこういう棚、
ここで冷やしながらで一石二鳥。
今回の雪洞デザイナーさんのお墨付きw
さぁ夕食です!
ここで体を温めなければ寝れません。
大事!
まずは生ハムとビール。
そしてミックスナッツなど軽めからスタート。
みんなダウンモコモコ。
キャンドルはだんだんと芸術性が増します。
ビールが冷えすぎて、
飲む前に少し温める始末に、、、
この日はなんと豚しゃぶ!!
1人1パック、ぽん酢で、これはうまかった〜
そのあとラーメンも、最高に幸せ。
そして熱燗、ホットワイン。
野菜は、
スーパーとかで売ってるすでにカット済みが便利。
これはさっきとは逆の入り口側から写真。
今回の課題はマット。
エアー系は軽いのですが、寒いです。
ライティングも自由自在。
夜9時ころ、お腹いっぱい。
体もだいぶあったまったので、夜景を見てみよう!!
外には最高の星空が!
雲海と数え切れない星たち。
いつもは怖い先輩たちも、
うっとり。
これは妙高や新潟方面、
街の灯かりが素晴らしい。
一夜限りのプレミアム宿。
プライスレス。
刻一刻と変わる景色。
まるでパノラマの映画館。
そして、じっくりと景色を味わい、
23時に就寝。
そして、
朝5時。
うっすらと太陽が空を染め始める、、、
雪洞泊のご褒美、
朝もまた絶景。
最高の一服。
最高のコーヒー。
地球にありがとう。
なんかアイドルっぽい格好、、、
この時間が至福の一時。
そしてついに朝日が!
そこを狙ってシューティングを!
今回の目的の一つがこれ!
rider: Kota Ichino
最高の撮影ができました!
太陽の力の大きさ。
雪洞の目の前、
”絶景テラス”での朝食が始まります。
お湯を沸かす間も贅沢。
さぁ献立は?
冷凍ピラフやチャーハン。
この木のテーブルが重宝します。
雪洞前”絶景テラス”からの眺め。
僕の大好物”情熱コーヒー”を先輩に振舞います。
澄んだ空気の中、
挽きたてのコーヒーの香り。
たまりません。
今回の用意したのは水は、
”黒姫の雪”
最高のコーヒータイム。
雲が抜け、
日本海も見えました。
菅平とその奥に浅間山。
富士山も。
そして、冒険再開!
いらない荷物は雪洞に置いて、御巣鷹山へ出発!
すぐに黒姫山の稜線に。
北アルプスが見えました。
妙高山も。
きれいに晴れていました。
山と海。
これもオーシャンビューですよね?
上の写真は一つの風景作品としての写真。
そこにスノーボードというをアクセントに加えると、
山と人のコラボアートに。
雪質も最高。
最高の朝一ライディング。
このために雪洞泊をしました。
風もなく、スプレーがきれいに舞います。
一気に七つ池に到着。
ほんとはこの下は水です。
これが御巣鷹山(2046m)。
この向こうに北アルプスや日本海が。
たった5本のトラック。
なんか精神と時の部屋みたい(ドラゴンボールZより)
少し高度があがると、
池が巨大なキャンパスに見えてきました。
きれいな螺旋を描いているシュプール。
みんなで見て「いいねぇ。」
気温が上がり、雪も湿気ります。
少し雪が転がればこんなアートに。
それぞれの形で転がるので、
それぞれの軌跡が。
山頂に着いた!!
正面には、高妻山(2353m)。
左には、槍ヶ岳や穂高岳も。
すごく広い範囲が見えました。
これは白馬方面。
ここが今回の最高到達点!
ここから折り返しです!
ドリンクも分け合いながら。
そして富士山(真ん中)と八ヶ岳(右)
さぁ折り返し!
そしてまた七つ池に。
ここでお昼です!
献立はあんかけラーメン。
ソーセージももらいました。
ほんとうまかった〜
その間に朝から黒姫に登ってきた人たちが滑ってきます。
あまりゆっくりしてる間もなく帰路に。
また黒姫山を登り返し、雪洞まで戻ります。
さっきは右の山頂にいました。
いつか行きたい焼岳。
そして黒姫山稜線に。
野尻湖もまだきれいに見えていました。
中野市や、湯田中、渋温泉のある山ノ内方面。
上越新潟方面。
妙高山と日本海。
妙高山と外輪山の三田原山。
さぁ雪洞はすぐ下、
スプリットボードでのスキーモードでGO!
僕はこうはできませんでした。
相当転がった。
修也先輩さすが、うまい!
雪洞に到着〜〜!
あとは黒姫高原スノーパークまで滑ります。
また重い荷物を背負って、、、
雪道は危ないので、一応埋めて。
今回のこのポイントに感謝して、、、出発!
そして、無事にスキー場の駐車場に到着。今回の冒険は終了。
相当カロリー消費してる感じ。
食べても食べても腹が減る減る。
今回のダイジェスト動画です!
いかがだったでしょうか!?
これが長野県のコアなプレイヤーが楽しんでいる、
”雪洞泊””SNOW CAVE CAMP” です。
今回は、雪洞ポイント、天候、メンバー、雪、
本当に最高の条件でした。
1泊2日の大冒険。
長野県で徐々にアウトドアスキルを上げていければ、
素晴らしい体験が待っています。
これは何物にも代えられない、
ある5人の男の一つの冒険の物語。
また夏にも一緒に冒険に連れて行ってもらうことになっています。
チャレンジ君の”先輩と行く”シリーズにもまたご期待ください!
to be continued…
この記事を書いた人
- 長野県ならどんな過酷な取材でも、どんな時間でもチャレンジ!取材に行きます!自然豊かな長野県の”アウトドアでの遊び”をとことんご紹介!都会では体験できない魅力を発信します!
公式SNS