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【チャレンジ取材】長野県でのパラグライダーJapan cup! @白馬八方尾根

長野県のアウトドア最前線に!チャレンジ君潜入取材!

こんにちは!
長野県の自然やアウトドアの最前線で取材活動をしているチャレンジ君です!

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疑問、
パラグライダーのレースってどんな仕組み?

10月5日(土)、6日(日)と、白馬八方にて行われた、
2013 JPA公認 パラグライダーのジャパンカップに行ってきました!

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きれいな秋空!

長野県でも屈指のフィールド白馬で、パラグライダーレース!

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地球の大気の動きや仕組みを利用するため、天候によって大きく条件が変わり、
知識や感覚、経験値がレースの行方を左右します。

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10月始め、紅葉進むこの白馬八方は、
絶景山岳エリアを飛行できる日本でも屈指のフィールドとのこと。

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毎年この時期に、
スカイブルー白馬八方尾根パラグライダースクールさんがホストとして開催されています。

今回は60名の選手が参加!

開会式の様子です。

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白馬でのジャパンカップ、
ランキングを争う日本トップクラスのパイロットたちが集合しました。

四国、広島、九州などからも参加されてます。

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↑そして、日本のパラグライダー第一人者、
世界で最も過酷なアドベンチャー・レースに挑んでいる、
日本を代表するパラグライダーパイロット扇澤 郁さん。

そのレースは「Red Bull X-Alps」という、
約800kmをトレッキングとパラグライダーで横断するアドベンチャーレースです。

扇澤さんに関しての詳細はこちら⇒http://www.faust-ag.jp/interview/interview008.php

まさに日本トップクラスの戦いが、長野県のフィールドでも繰り広げられています。

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上の写真のように選手の年間ランキングの順位が、
それぞれのパラグライダーの下側に記されています。

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栄光のナンバー「1」は、広島の高杉さん!(二児のパパ)↑
ちなみに息子さんたちは高所恐怖症らしいです。

 

パラグライダーのレースの見所とは!?

パラグライダーのレースは、単純に言うと目的地までのタイムを競います!

しかしレースにより毎回違いますが、その距離は50km〜100km!

太陽光で温められ出る地熱(サーマル)から発生する上昇気流を受け高度をその都度上げ、
それだけの距離を飛行します。

なので、上昇気流がどこにあるか、
そしてそれを的確に受け、上昇する操縦テクニックが勝負の決め手に!

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だからこそ、フライト経験や勘、
その日の地形での大気の動きを予想できることが重要。

チェックポイントは、レース直前のブリーフィングで発表となり、
目的地に到着するまでのタイムを競います。

 

テイクオフ地点への移動から、戦いはすでに始まっている!

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選手は、車に荷物を積み込みゴンドラでテイクオフ地点へ移動、
テイクオフ地点での”場所取り”も重要な戦いだそうです。

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リフトに4人乗ってるみたい!

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鮮やかな青空、朝の移動中は最高の天気でした!

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標高1400m、テイクオフ地点に到着。
陣取りが早い!
しかし、急に雲が発生し始める。

 

”雲”は大事な気流の情報源

雲は、水や氷のつぶ。

雲は、地上の水蒸気が地熱で上昇していき、
上空で冷やされて水滴や氷になったものが浮かんで白く見えるもの

パイロットにとって煙や雲は、
”気流の流れが目に見える”状態を作ってくれるとても良い指標なんです。

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パラグライダーのレースでは、雲の中は飛行すると減点となります。

事故の危険が非常に高いので、
選手間では禁止に近いという感覚でした。

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雲発生地点、パラグライダーのちょうど上あたりから、上へ雲が発生しています。

上昇気流も雲が漂っている高度でほとんど止まってしまっており、
パラグライダー自体も雲より上に行く事はなかなか難しいそうです。

 

大会ではダミーパイロットが先に飛行!

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大会では、ダミーパイロットが先に飛びます。

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選手はその動きを見て、当日の大気の状況を自分の感覚に取り込みます。

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刻一刻と雲の状況は変わります。
僕もだんだんと雲の動きを見る目線が変わってきました。

 

そして数回のブリーフィング!チェックポイント発表

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この日の予報は湿度が高い。
そしてどうも日照時間も短いため、高度が上がらなそうという声が、、、

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発表されたチェックポイントをGPSナビゲーターに入力!

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ここで間違えるととんでもないことに。
みんな真剣なまなざしです。

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時刻は12時前、さぁいよいよフライト!

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みんなそれぞれこだわりの装備です。

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次々飛び立って行きます!

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中には、離陸失敗も!
でもスタートはみんな飛び立った後です。

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気持ちよさそ〜

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一気に60人が離陸するため、しばらく戦場です!

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ほとんど上がりました!
これがまだスタート前の旋回時。

そしてスタート!一斉に同じ方向へ!

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ゴールまでは、最速2時間程度の予想です。

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下からも追いました!
スピードに乗ると非常に速いです!

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時速40kmから、速ければ時速80kmくらいまで出るそう!

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やはり今回は高度が低く、完走者が少なそうな気配。

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それでも上昇気流を捕まえながら、尾根を越えなければならない!

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やはりかなり低い。

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残念ながら、途中で着陸の選手たち。
毎回大会では、完走者が1割程度だということです。

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まだまだ健闘する選手たち。

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また1人、断念する選手が!

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14時半、ゴール地点。まだゴールの選手はいない。

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無線で本部とやり取りし、現状の選手の状況を聞きながら、
ゴールで待つ。

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僕はたまらず粘る選手を追ってみました!
しかし、ゴール者は今回は出ず。

 

大会本部へ

気候条件によりフィールドが全く異なるパラグライダー。
その奥深さを強く感じました。

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大会本部へ。

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今回のトップはさすが!昨年年間ランク1位の高杉さん(写真右)飛行距離での判定にて。
左の男性は、昨年年間ランク2位の植田さん。

みなさん家族ぐるみでのお付き合い。

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ここでは、フライトデータがまとめられています。

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選手が通ったところが線で正確にわかる!
チェックポイントをちゃんと通過してるかどうかを確認します。

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そして正式発表!

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トロフィーはなんと、こんなオシャレな手作りステンドガラスライト。

今回のホスト、スカイブルー白馬八方尾根パラグライダースクールの校長前堀さんの娘さんが製作。
すばらしいトロフィーです!

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表彰式!

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女子の表彰者。

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男子の表彰者。
やはり実力のある方の順位は安定しています。

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チーム戦の表彰。
2名以上のチームで、チーム内2番手の成績競います。

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今回のファイナルカット!みなさん最高の笑顔!

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大会に出場する親御さんに付いて回り、
現地で仲良くなる子供たち!

お父さんがしょっちゅう空を飛んでるサラブレッドたち!将来は優秀なパイロットになって欲しい!

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おまけ、みなさん車がしっかり大荷物用にアレンジされてます!

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そして重りの話し。

重さを変化させるため空中に持って行くのは、水。
なぜなら、空中で捨てることができるから!

重ければスピードが上がりますが、高度を上げづらくなります。

なのでレース直前、選手同志で重り何キロにする?と相談することもあるそう!

地球の仕組みを知れるパラグライダー

もし自分がパラグライダーで空を飛んで遊ぶとしたら、
そう考えると、
地球の仕組みへの興味が湧きやすく理解しやすいと感じました。

自然の中での遊びこそ、
最高の勉強だと感じました!

 


実際に飛びたい方はぜひ、
「スカイブルー白馬八方尾根パラグライダースクール」さんへどうぞ!↓↓

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この記事を書いた人

Jun Yamagishiアウトドアカメラマン
長野県ならどんな過酷な取材でも、どんな時間でもチャレンジ!取材に行きます!自然豊かな長野県の”アウトドアでの遊び”をとことんご紹介!都会では体験できない魅力を発信します!