else

氷の壁を登る”アイスクライミング” @八ヶ岳赤岳鉱泉

八ヶ岳赤岳鉱泉で氷の壁を登る!”アイスクライミング”

th_th_IMG_4008

標高2215mの赤岳鉱泉では、
氷の壁を登るアイスクライミングが有名。

th_th_IMG_3337-2

この赤岳鉱泉の氷の壁は、通称「アイスキャンディ」と呼ばれ、
毎年「アイスキャンディカップ」という大会も開かれています。

th_th_IMG_3776

プレイヤーも日本中から集まってきていて、
グリーンシーズンはクライミングやボルダリングをやってる人が多いです。

th_th_IMG_4048

使用するのは、アイスクライミング用の、
鎌のようなピッケルと一本爪アイゼン。

1セット500円でレンタル可能です。

th_th_IMG_4056

アイスクライミング用ピッケルも、
数えきれないほどの種類があります。

th_th_IMG_4192

これが氷に突き刺し登る、
一本爪アイゼン。

まるで日本ではないような景色ですが、
長野県八ヶ岳で体験できるアクティビティです。

この赤岳鉱泉は、
八ヶ岳連峰への登山の窓口としても人気の山小屋。

夏は温泉も入れます。

th_IMG_0332

th_th_IMG_3790

200人が泊まれる規模で、
料理がまたおいしいんですよ。

さぁそれでは八ヶ岳赤岳鉱泉での、
アイスクライミングの流れをご紹介します!

th_th_IMG_3890

ますは受付です。

th_th_IMG_3892

誓約書に記入し、
1シーズンの使用料として1000円を払います。

ここで1回登録しておけば、
なんと、
あとは何回来ても料金はかかりません!

th_th_IMG_3894

アイスクライミング専用のアイテム。
レンタル料も1セット500円とすごく良心的。

今回僕らは3人で行ったので、
交代で使う専用ピッケル1セット、一本爪アイゼン3セット、
計2000円でした。

※ハーネス、ロープ(シングルで使用できる物)、支点用のスリング、カラビナ 、ヘルメットは持参となります!

th_th_IMG_3888

 

th_th_IMG_3887

ピッケル、アックスとも言いますが、
いろんな種類があって、
どれもRPGゲームの武器みたいでかっこいい!

th_th_IMG_3927

これが氷に突き刺す一本爪アイゼン。

th_th_IMG_3897

ここは標高2215m、
厳冬期は基本、昼間でもー10℃以下。

th_th_IMG_3922

th_th_IMG_3871

でも八ヶ岳連峰を背景にした、
素晴らしいロケーションです。

th_th_IMG_3939

さぁこれが「アイスキャンディ」。

th_th_IMG_3937

上からは定期的に水が撒かれ、
どんどん壁を成長させています。

th_th_IMG_3933

まさにそびえ立つ氷の壁。

th_th_IMG_3929

別アングルから、
通常のクライミングの壁ともミックスされてます。

th_th_IMG_3948

th_th_IMG_3947

みなさんすでに登ってます!

さぁ僕らも!

th_th_IMG_4197

th_th_IMG_3965

まずは登るラインにロープをかけに行きます。

th_th_IMG_3966

そして、
ダブルエイトノットで自分のカラビナに結びます!

これは1回目。

th_th_IMG_3968

ダブルエイトノット完成!

th_th_IMG_3972

こちらは”ビレイヤー”(ロープ持つ人)のスリングです。

ここにロープを引っかけて、
登るのに合わせてテンションをかけ続け、
クライマーの安全を確保します。

th_th_IMG_3991

最初はここを登ることに!

th_th_IMG_3979

クライミング開始!

まずは前日に赤岳も一緒に登頂した沼田さん!

th_th_IMG_3983

登るごとにこちらもロープを引き寄せます。

th_th_IMG_3984

ここは練習ステージ。
まわりに引っ掛けやすく、足もかけやすいアール型になってます。

th_th_IMG_3985

どんどん登る!

さすが経験者!
ここは軽々クリア!

th_th_IMG_3988

無事に生還!

でも、なんか、
全身カチカチになって帰ってきました!

壁を育てるための水が降って来ていて、
それが体に当たってすぐ凍ってしまったんです。

濡れてはいないのでこれはたたいて払えば落ちます。

th_th_IMG_3998

次は僕もチャレンジ!

th_th_IMG_4000

妖怪”鎌男”(かまおとこ)w

th_th_IMG_4002

なるべく腕に負担をかけないように、
常に伸ばしてぶら下がってる状態をキープ!

でないとすぐに、
腕のスタミナが減ってしまいます。

th_th_IMG_4005

なるべく体を上げるアクション時は、
足を使って上げると腕に負担かかりにくいです。

th_th_IMG_4006

初アイスクライミング!
これは刺激的です!

th_th_IMG_4007

 

th_th_IMG_4012

成功しました!!

th_th_IMG_4021

次は岡村さん!

th_th_IMG_4025

今回は上から撮影!

th_th_IMG_4027

来ました来ました!

th_th_IMG_4030

真剣なまなざし。

th_th_IMG_4035

 

th_th_IMG_4038

ビレイヤーとの距離感、
かなり高いのがわかると思います。

th_th_IMG_4039

がっつりと引っ掛けます!

th_th_IMG_4042

 

th_th_IMG_4043

成功です!!

th_th_IMG_4046

となりを見ると、、、

やってますね〜

th_th_IMG_4051

たまに引っ掛けたつもりが、
氷が割れるときが!

これが顔に当たるとガラスのように切ってしまうんです!

だからサングラスなどは必須です!

th_th_IMG_4054

いろんなピッケル(アックス)があります!

どれもやっぱりかっこいい。

th_th_IMG_4058

となりではさらにレベルの高い遊び方を!

クライミングと同じように、
赤スプレーで場所を指定、
難易度を上げた登り方を楽しんでました!

th_th_IMG_4070

ここしか使ってはいけないってルールです。

th_th_IMG_4064

さぁ次のコースへ!

th_th_IMG_4061

とにかく寒い!

このようにロープ凍ってます、、、

th_th_IMG_4069

ロケーション最高です!

th_th_IMG_4075

z

th_th_IMG_4083

 

行けるかなと思いきや、
ここはさっきより高く、体が不安定。

th_th_IMG_4087

僕と沼田さん、ここはクリアできず、、

全くの平面の壁は腕のスタミナをどんどん奪います。

th_th_IMG_4094

さぁ、岡村さんがチャレンジ!

th_th_IMG_4096

 

th_th_IMG_4097

真下から見ると、、、こんな感じ。

th_th_IMG_4098

登ってる時は、こんな目線です。

th_th_IMG_4101

こういう場所で、
しっかりと足を固定したい!

th_th_IMG_4105

さすが!
ほぼクリアの高さまでいきました!

お見事!

th_th_IMG_4108

th_th_IMG_4127

氷の壁は同じように見えて、
またそれぞれ形状が違うんです!

 

そしてもう1ライン、
なんとか全員クリアしようということに!

th_th_IMG_4124

まずは沼田さんチャレンジ!

th_th_IMG_4125

さぁこのラインはクリアしたい!

th_th_IMG_4130

つま先に力が入ります!

th_th_IMG_4131

 

th_th_IMG_4133

3ライン目、順調です!

th_th_IMG_4137

ラストスパート!

th_th_IMG_4140

 

th_th_IMG_4142

 

th_th_IMG_4143

見事成功!!

th_th_IMG_4147

ちょっと温度が気になり目をやると、
ー12℃!

th_th_IMG_4151

さぁ僕もラストチャレンジ!

th_th_IMG_4156

腕はかなりつらいですが、
順調に登って行き、、

th_th_IMG_4158

最大の山場を越え、、、

th_th_IMG_4162

成功しました!

th_th_IMG_4164

あとはビレイヤーを信じて降ります!

th_th_IMG_4167

地上についたとたん、
腕が死んでました、、、w

th_th_IMG_4168

でもこれは面白い!!

表情わかりませんが、超笑顔です!

th_th_IMG_4169

さぁここまで2人とも成功しました!
最後に岡村さんチャレンジ!

th_th_IMG_4171

 

th_th_IMG_4174

 

th_th_IMG_4178

ぐいぐいいきます!

th_th_IMG_4182

順調です!

th_th_IMG_4186

このあたり、けっこう腕が厳しい!!

th_th_IMG_4187

ラストスパート!

th_th_IMG_4188

 

th_th_IMG_4193

成功しました〜

th_th_IMG_4194

降りて来て、、、

th_th_IMG_4197

刺激的なアイスクライミング、
めいっぱい楽しめました!!

と、喜んでると、、何やらすごい人を発見!

th_th_IMG_4201

かなりアクロバティックなアックス使い!

th_th_IMG_4202

片手です!

山が大好きで、年中いろんな山に登っていて、
アイスクライミングの大会にも出られている長野市在住の辻さん!

この身のこなしなら、すごいとこ登れそう!

th_th_IMG_4213

ちょっとお手本を見せてもらいました!

th_th_IMG_4216

すごく効率的に登って行きます。

th_th_IMG_4218

体の移動もスムーズ!

腰のひねりだけでも、腕のリーチが伸びる。

th_th_IMG_4223

th_th_IMG_4226

 

th_th_IMG_4228

足の入れ替え時は、一瞬飛びます!

そして突き刺す!

th_th_IMG_4235

th_th_IMG_4237

素晴らしいお手本をありがとうございました!

さぁ下山します!!

th_th_IMG_4239

標高差700mほど下った場所に停めた車を目指します。

th_th_IMG_4242

途中で赤岳鉱泉carにお別れをし、、、

th_th_IMG_4249

th_th_IMG_4250

見えて来ました!

th_th_IMG_4251

帰って来た〜

th_th_IMG_4256

1泊2日での、
赤岳登頂〜アイスクライミングツアーが無事に終わりました!

刺激的で、濃い2日間。
厳冬期の八ヶ岳の魅力をしっかり堪能できました!

th_th_IMG_4257

他にも下山者が。
みなさんほとんど県外からの方でした。

みなさん充実の笑顔、話しも盛り上がってましたよ!

th_th_IMG_4263

下って来てもロープの氷は溶けない、、、

八ヶ岳周辺はやはり寒いです。
厳冬期ならではの登山とアクティビティ!

装備するアイテムも多く、知識も必要ですが、
精神的にものすごく成長することができた体験でした!

自分が住んでる長野県、
本当に誇り高いアウトドアフィールドです!

さぁまだまだ行ききれないほどある長野県!
チャレンジ取材活動は続きます!

to be continued…

詳細情報

タイトル 赤岳鉱泉 アイスクライミングフィールド 「アイスキャンディー」
開催場所 ■ 長野県茅野市 八ヶ岳「赤岳鉱泉」
集合場所 ■ 赤岳鉱泉 アイスクライミングフィールド 「アイスキャンディー」
日時 ■ 毎年12月中旬〜3月下旬(※氷の状態による)
■ 時分から
お問合せ ■ 運営者: 赤岳鉱泉 akadake@alles.or.jp
■ 赤岳鉱泉直通電話 090-4824-9986
募集人数 ■ 2人から(ビレイヤーとクライマー)
料金 ■ 
■ ◯シーズン初回のみ登録料 1000円
 (※山岳ガイド割引有り)
◯赤岳鉱泉に宿泊の方は無料
◯ギアレンタル料 500円(※アックスは左右セット)
詳細 ■ 詳しくは、下記の公式ホームページをご覧ください。
http://www.alles.or.jp/~akadake/html/gallery.html
備考 ■ 【ご注意】
ハーネス、ロープ(シングルで使用できる物)、支点用のスリング、カラビナ (支点は二箇所以上取ること)、ヘルメットは持参のこと。
【その他】
◯アイスクライミング体験会
ハーネス、ロープ、アイゼン、ヘルメット、アックス等の道具不要で赤岳鉱泉のスタッフさんが基本的な登り方を親切に教えてくれます。
 毎週日曜日の8:30より2時間程度。
 ※前日までに赤岳鉱泉受付で申し込みして下さい。
 ※各回先着10名  ⇒宿泊者1000円
 ⇒日帰り、テントの方 2000円
◯マムートビーコン無料体験会
 ⇒毎週日曜日の12:00から。(1時間程度)

アクセスについて


大きな地図で見る
備考 ■ 

この記事を書いた人

Jun Yamagishiアウトドアカメラマン
長野県ならどんな過酷な取材でも、どんな時間でもチャレンジ!取材に行きます!自然豊かな長野県の”アウトドアでの遊び”をとことんご紹介!都会では体験できない魅力を発信します!