八ヶ岳赤岳鉱泉で氷の壁を登る!”アイスクライミング”
標高2215mの赤岳鉱泉では、
氷の壁を登るアイスクライミングが有名。
この赤岳鉱泉の氷の壁は、通称「アイスキャンディ」と呼ばれ、
毎年「アイスキャンディカップ」という大会も開かれています。
プレイヤーも日本中から集まってきていて、
グリーンシーズンはクライミングやボルダリングをやってる人が多いです。
使用するのは、アイスクライミング用の、
鎌のようなピッケルと一本爪アイゼン。
1セット500円でレンタル可能です。
アイスクライミング用ピッケルも、
数えきれないほどの種類があります。
これが氷に突き刺し登る、
一本爪アイゼン。
まるで日本ではないような景色ですが、
長野県八ヶ岳で体験できるアクティビティです。
この赤岳鉱泉は、
八ヶ岳連峰への登山の窓口としても人気の山小屋。
夏は温泉も入れます。
200人が泊まれる規模で、
料理がまたおいしいんですよ。
さぁそれでは八ヶ岳赤岳鉱泉での、
アイスクライミングの流れをご紹介します!
ますは受付です。
誓約書に記入し、
1シーズンの使用料として1000円を払います。
ここで1回登録しておけば、
なんと、
あとは何回来ても料金はかかりません!
アイスクライミング専用のアイテム。
レンタル料も1セット500円とすごく良心的。
今回僕らは3人で行ったので、
交代で使う専用ピッケル1セット、一本爪アイゼン3セット、
計2000円でした。
※ハーネス、ロープ(シングルで使用できる物)、支点用のスリング、カラビナ 、ヘルメットは持参となります!
ピッケル、アックスとも言いますが、
いろんな種類があって、
どれもRPGゲームの武器みたいでかっこいい!
これが氷に突き刺す一本爪アイゼン。
ここは標高2215m、
厳冬期は基本、昼間でもー10℃以下。
でも八ヶ岳連峰を背景にした、
素晴らしいロケーションです。
さぁこれが「アイスキャンディ」。
上からは定期的に水が撒かれ、
どんどん壁を成長させています。
まさにそびえ立つ氷の壁。
別アングルから、
通常のクライミングの壁ともミックスされてます。
みなさんすでに登ってます!
さぁ僕らも!
まずは登るラインにロープをかけに行きます。
そして、
ダブルエイトノットで自分のカラビナに結びます!
これは1回目。
ダブルエイトノット完成!
こちらは”ビレイヤー”(ロープ持つ人)のスリングです。
ここにロープを引っかけて、
登るのに合わせてテンションをかけ続け、
クライマーの安全を確保します。
最初はここを登ることに!
クライミング開始!
まずは前日に赤岳も一緒に登頂した沼田さん!
登るごとにこちらもロープを引き寄せます。
ここは練習ステージ。
まわりに引っ掛けやすく、足もかけやすいアール型になってます。
どんどん登る!
さすが経験者!
ここは軽々クリア!
無事に生還!
でも、なんか、
全身カチカチになって帰ってきました!
壁を育てるための水が降って来ていて、
それが体に当たってすぐ凍ってしまったんです。
濡れてはいないのでこれはたたいて払えば落ちます。
次は僕もチャレンジ!
妖怪”鎌男”(かまおとこ)w
なるべく腕に負担をかけないように、
常に伸ばしてぶら下がってる状態をキープ!
でないとすぐに、
腕のスタミナが減ってしまいます。
なるべく体を上げるアクション時は、
足を使って上げると腕に負担かかりにくいです。
初アイスクライミング!
これは刺激的です!
成功しました!!
次は岡村さん!
今回は上から撮影!
来ました来ました!
真剣なまなざし。
ビレイヤーとの距離感、
かなり高いのがわかると思います。
がっつりと引っ掛けます!
成功です!!
となりを見ると、、、
やってますね〜
たまに引っ掛けたつもりが、
氷が割れるときが!
これが顔に当たるとガラスのように切ってしまうんです!
だからサングラスなどは必須です!
いろんなピッケル(アックス)があります!
どれもやっぱりかっこいい。
となりではさらにレベルの高い遊び方を!
クライミングと同じように、
赤スプレーで場所を指定、
難易度を上げた登り方を楽しんでました!
ここしか使ってはいけないってルールです。
さぁ次のコースへ!
とにかく寒い!
このようにロープ凍ってます、、、
ロケーション最高です!
z
行けるかなと思いきや、
ここはさっきより高く、体が不安定。
僕と沼田さん、ここはクリアできず、、
全くの平面の壁は腕のスタミナをどんどん奪います。
さぁ、岡村さんがチャレンジ!
真下から見ると、、、こんな感じ。
登ってる時は、こんな目線です。
こういう場所で、
しっかりと足を固定したい!
さすが!
ほぼクリアの高さまでいきました!
お見事!
氷の壁は同じように見えて、
またそれぞれ形状が違うんです!
そしてもう1ライン、
なんとか全員クリアしようということに!
まずは沼田さんチャレンジ!
さぁこのラインはクリアしたい!
つま先に力が入ります!
3ライン目、順調です!
ラストスパート!
見事成功!!
ちょっと温度が気になり目をやると、
ー12℃!
さぁ僕もラストチャレンジ!
腕はかなりつらいですが、
順調に登って行き、、
最大の山場を越え、、、
成功しました!
あとはビレイヤーを信じて降ります!
地上についたとたん、
腕が死んでました、、、w
でもこれは面白い!!
表情わかりませんが、超笑顔です!
さぁここまで2人とも成功しました!
最後に岡村さんチャレンジ!
ぐいぐいいきます!
順調です!
このあたり、けっこう腕が厳しい!!
ラストスパート!
成功しました〜
降りて来て、、、
刺激的なアイスクライミング、
めいっぱい楽しめました!!
と、喜んでると、、何やらすごい人を発見!
かなりアクロバティックなアックス使い!
片手です!
山が大好きで、年中いろんな山に登っていて、
アイスクライミングの大会にも出られている長野市在住の辻さん!
この身のこなしなら、すごいとこ登れそう!
ちょっとお手本を見せてもらいました!
すごく効率的に登って行きます。
体の移動もスムーズ!
腰のひねりだけでも、腕のリーチが伸びる。
足の入れ替え時は、一瞬飛びます!
そして突き刺す!
素晴らしいお手本をありがとうございました!
さぁ下山します!!
標高差700mほど下った場所に停めた車を目指します。
途中で赤岳鉱泉carにお別れをし、、、
見えて来ました!
帰って来た〜
1泊2日での、
赤岳登頂〜アイスクライミングツアーが無事に終わりました!
刺激的で、濃い2日間。
厳冬期の八ヶ岳の魅力をしっかり堪能できました!
他にも下山者が。
みなさんほとんど県外からの方でした。
みなさん充実の笑顔、話しも盛り上がってましたよ!
下って来てもロープの氷は溶けない、、、
八ヶ岳周辺はやはり寒いです。
厳冬期ならではの登山とアクティビティ!
装備するアイテムも多く、知識も必要ですが、
精神的にものすごく成長することができた体験でした!
自分が住んでる長野県、
本当に誇り高いアウトドアフィールドです!
さぁまだまだ行ききれないほどある長野県!
チャレンジ取材活動は続きます!
to be continued…
詳細情報
タイトル | 赤岳鉱泉 アイスクライミングフィールド 「アイスキャンディー」 |
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開催場所 | 長野県茅野市 八ヶ岳「赤岳鉱泉」 |
集合場所 | 赤岳鉱泉 アイスクライミングフィールド 「アイスキャンディー」 |
日時 | 毎年12月中旬〜3月下旬(※氷の状態による) 時分から |
お問合せ | 運営者: 赤岳鉱泉 akadake@alles.or.jp 赤岳鉱泉直通電話 090-4824-9986 |
募集人数 | 2人から(ビレイヤーとクライマー) |
料金 | ◯シーズン初回のみ登録料 1000円 (※山岳ガイド割引有り) ◯赤岳鉱泉に宿泊の方は無料 ◯ギアレンタル料 500円(※アックスは左右セット) |
詳細 |
詳しくは、下記の公式ホームページをご覧ください。 http://www.alles.or.jp/~akadake/html/gallery.html |
備考 | 【ご注意】 ハーネス、ロープ(シングルで使用できる物)、支点用のスリング、カラビナ (支点は二箇所以上取ること)、ヘルメットは持参のこと。 【その他】 ◯アイスクライミング体験会 ハーネス、ロープ、アイゼン、ヘルメット、アックス等の道具不要で赤岳鉱泉のスタッフさんが基本的な登り方を親切に教えてくれます。 毎週日曜日の8:30より2時間程度。 ※前日までに赤岳鉱泉受付で申し込みして下さい。 ※各回先着10名 ⇒宿泊者1000円 ⇒日帰り、テントの方 2000円 ◯マムートビーコン無料体験会 ⇒毎週日曜日の12:00から。(1時間程度) |
アクセスについて
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備考 |
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この記事を書いた人
- 長野県ならどんな過酷な取材でも、どんな時間でもチャレンジ!取材に行きます!自然豊かな長野県の”アウトドアでの遊び”をとことんご紹介!都会では体験できない魅力を発信します!
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