斑尾高原に「スノーシュー常設コース」がオープンしました!
一般的に、スノーシューは山の中、森の中を歩くため
付近をよく知るガイドさんが先導し、
何人かの希望者でツアーを組んで出かけるという形式ですが、
ツアーではなくてもスノーシューによる散策が楽しめるよう
至るところに目印となる看板を設置した、初心者向けのコースとなっています。
管理をしているのは斑尾高原観光協会で運営する「まだらお高原 山の家」。
斑尾高原総合案内所として、訪れる人々が自由に利用し、
さまざまな自然体験ができる憩いのスペースです。
⇒「まだらお高原 山の家」について
1階は、読書コーナーや情報コーナーなど、休憩できるフリースペース、
2階にはセミナーのできる多目的ホールや、
インドアクライミングの設備まであります。
「スノーシュー常設コース」を利用する場合は、必ず最初に
山の家を訪れて説明を受け、マップをもらいましょう。
ここで案内してくださるのは、斑尾高原観光協会の西川さん。
山の家で週末に主催するスノーシューツアーのガイドもしており、
斑尾高原の自然について熟知されています。
スノーシューとポールのレンタルもありますが(1日¥1,000)、
お持ちの場合は、持参も可能です。
山の家を後にし、スノーシュー常設コースへと向かいます。
常設コースには大きく分けて2つあり、「希望湖(のぞみこ)」周辺を歩く「りす・くま・かもしかコース」と、
斑尾高原スキー場からブナ林を歩く「うさぎ・きつねコース」があります。
今回は「希望湖(のぞみこ)」を目指す「りす・くま・かもしかコース」の様子です!
コースの入り口までは、山の家から徒歩20分ほど。
道中でも、元気なウサギの足跡に出会えます。
コースの入り口付近では、案内看板が目印です。
入り口から森の中を見渡すと、「りす」コースの看板が見えます。
スノーシューを履き、早速、行ってみましょう。
雪の状態もよく、木々の枝には雪が積もっています。
次の「りす」看板が向こうに見えます。
看板をたよりに、森へ入って行きましょう。
冬の森の楽しみに、動物の足跡がハッキリ見える点があり、
森の中では、足跡をはじめ、フンや食べ物など、動物たちの生活がわかるサインが見られます。
木の幹につけられた、目立つ「りす」の看板です。
これを探しながら、進んでいくと、迷わずに散策ができます。
元気に活動する動物の足跡です。
この辺りは、タヌキ、キツネ、クマ、ウサギ、リスなどが生息し、
どれも足跡が違うのだそうです。
行く先を導くかのように、延々と動物の足跡が続いています。
動物の棲み家に迷い込んでしまったようですね。
緩やかな下り坂を延々と進みます。
少し木々が途切れ、遠くの山々が見えます。
それでもなお、森の奥へと続く動物の足跡を追って、希望湖を目指します。
少し、湿地帯が見えました。
希望湖は、もう、すぐそこ。
歩き始めからは1.5時間経過した時点です。
希望湖です!
手前には、歓迎するかのようなウサギの足跡が。
遠くに、湖面の上を歩いている人影が見えました。
厳寒期である1,2月には、希望湖では、広い湖面を歩いて渡ることができます。
希望湖の水は絶えず動いているので凍らないのですが、
湖に降った雪がシャーベット状になり、水の中にその雪が数m積もった状態になるので
厳冬期には湖面を歩くことが出来るようになります。
木の根もとには、動物が彷徨った跡。
もう、このあたりは足跡だらけです!
湖を、恐る恐る渡ってみます。
「りす」コースを抜けて「くまコース」へと入りました。
ここも動物の足跡だらけ。
足跡にも様々な形があることがわかってきます。
それぞれの動物で歩き方や足跡に特徴があるため、
慣れると、何の動物のものなのか見分けるようになることができるようです。
こちらは、湖と並行するように、続く足跡です。
ちょこちょこと、2個ずつ規則的に並んでいます。
これはきっとキツネですね。規則正しく一直線になっているのが特徴です。
大きな肉球を持つ足跡です。
クリスマスツリーのような形の木も見られます。
晴れている日に森の中を歩くのは、気持ちが良いですね。
湖畔で休憩をしている方に出会いました。
森の中で散策すると、自然が好きな人どうしの
思いがけない出会いがあるものですね。
希望湖までは「りす」の看板を目印に歩きましたが、
湖を渡った反対側では、帰路のため、くまの看板を目印に歩いていきます。
クリスマスツリーのような針葉樹の間を歩きます。昼下がりの木漏れ日。
晴れた空が垣間見えます。
森林浴コース入り口の看板。
夏場は、トレッキングコースとしても楽しめる路です。
看板の周りを元気に飛び跳ねるウサギの足跡にもご注目です。
くまコースは崖沿いの路になり、行く手には、路沿いに歩く動物の足跡がずっと続いていました。
これは足の大きさから見てキツネでしょうか。
キツネが走るときには、ウサギと同じような形の足跡になるのだとか。
崖沿いの路を進むと、途中で志賀の山脈が見渡せる絶景ポイントに出ます。
冬は積雪が2〜3mあるので、目の高さも当然高くなり、夏場よりも眺望をたのしめます。
昼下がりの太陽に照らされて煌めく雪とウサギの足跡。
ここから、道路沿いに帰路をたどります。
およそ4時間半の道のりを経て、「山の家」へ戻ってきました。
写真を撮りながらゆっくり歩きましたが、散策にはちょうど良いコースでした。
******************
※詳細はこちら
斑尾高原では最大積雪3m以上、フカフカの新雪の上をスノーシューで楽しめます。
初めての方も気軽に参加できる半日ツアーや、斑尾山頂に登る1dayツアー、
月明かりのした銀世界を歩くナイトツアーなど、盛り沢山のツアーが用意されています。
見どころ
基本情報
名称 | 斑尾高原「スノーシュー常設コース」 |
---|---|
所在地 | 〒389-1303長野県 飯山市斑尾高原 |
集合場所 | まだらお高原「山の家」 |
遊べる内容 | スノーシュートレッキング |
催行人数 | - |
対象年齢 | - |
アクティビティ レベル |
EASY |
服装・持ち物 | <持ち物> スノーシュー(レンタルあり) ストック または トレッキングポール(レンタルあり) 昼食(ツアーにより異なります) <服装> スノーウェア上下 ハイカットのトレッキングシューズ または スノーボードシューズ、長靴 スノーグローブ 厚手の靴下 厚手の肌着 毛糸の帽子 ゴーグル <あれば尚良い> バーナー レジャーシート おやつ 飲み物 カメラ |
遊べる時間帯 | -- 9時30分から 16時00分まで 受付: 9:00〜17:00 |
遊べる期間 | 毎年 12 月中旬〜3月31日 ※積雪状況により変更 |
管理・運営者 | 斑尾高原観光協会(まだらお高原「山の家」) - 電話でのお問い合わせ: 0269-64-3222 メールでのお問い合わせ: madarao@iiyama-catv.ne.jp |
公式Webサイト | http://www.madarao.tv/news/2014/01/news_1087.php |
料金 | レンタル:スノーシュー&ストックセット/¥1,000 |
近くのおすすめ スポット |
|
おすすめランチ スポット |
|
おすすめコース | |
備考 | ※必ず、ご利用前に「まだらお高原 山の家」で、案内を受け、マップをもらってください。 ※ご利用は、あくまでも自己責任でお願いします。 |
アクセス方法
車 | 上信越自動車道 豊田飯山 または 妙高高原 ICより車で 0 時間30分 |
---|---|
電車 | JR飯山線「飯山」駅より 0時間30分 【東京→長野】長野新幹線時刻表 【長野→】信越本線時刻表 |
バス | 「八坊塚」停留所から 0時間 03 分 |
PDF地図印刷 | http://madarao.tv/document/mapMadarao2014.pdf |
備考 | 自動車の場合 ◆高速道路から… 上信越自動車道上信越自動車道 豊田飯山I.C または 妙高高原I.C → ▼豊田飯山インターチェンジからのアクセスマップ ▼妙高高原インターチェンジからのアクセスマップ 電車の場合 ◆JR飯山線飯山駅下車、バスかタクシーをご利用下さい。 ▼JR飯山線 時刻表 ▼飯山市コミュニティーバス斑尾線 時刻表 |
アクセスマップ
この記事を書いた人
- とにかく初心者・女子の目線でわかりやすく、これなら自分も始められる!と思ってもらえるコンテンツ作りと、初心者・キッズが取っ付きやすいソフトめな遊びを中心に紹介
この投稿者の最新記事
- 2013.09.15アクティブシニア早朝ソラヨガ
- 2013.02.13スノーシューツアーどうぶつの森を自由に歩こう!「スノーシュー常設コース」 in斑尾
- 2013.07.01BBQ飯綱東高原オートキャンプ場
- 2013.06.01アクティブシニア霊仙寺湖 ボート場 飯綱東高原
公式SNS