else

どうぶつの森を自由に歩こう!「スノーシュー常設コース」 in斑尾

DSC05426_

斑尾高原に「スノーシュー常設コース」がオープンしました!

一般的に、スノーシューは山の中、森の中を歩くため
付近をよく知るガイドさんが先導し、
何人かの希望者でツアーを組んで出かけるという形式ですが、

ツアーではなくてもスノーシューによる散策が楽しめるよう
至るところに目印となる看板を設置した、初心者向けのコースとなっています。

DSC05423_

管理をしているのは斑尾高原観光協会で運営する「まだらお高原 山の家」。

斑尾高原総合案内所として、訪れる人々が自由に利用し、
さまざまな自然体験ができる憩いのスペースです。

⇒「まだらお高原 山の家」について

http://www.madarao.tv/

DSC05628_

1階は、読書コーナーや情報コーナーなど、休憩できるフリースペース、

2階にはセミナーのできる多目的ホールや、
インドアクライミングの設備まであります。

「スノーシュー常設コース」を利用する場合は、必ず最初に
山の家を訪れて説明を受け、マップをもらいましょう。

DSC05624_

ここで案内してくださるのは、斑尾高原観光協会の西川さん。

山の家で週末に主催するスノーシューツアーのガイドもしており、
斑尾高原の自然について熟知されています。

スノーシューとポールのレンタルもありますが(1日¥1,000)、
お持ちの場合は、持参も可能です。

山の家を後にし、スノーシュー常設コースへと向かいます。

nozomiko

常設コースには大きく分けて2つあり、「希望湖(のぞみこ)」周辺を歩く「りす・くま・かもしかコース」と、

furusatonomori

斑尾高原スキー場からブナ林を歩く「うさぎ・きつねコース」があります。

今回は「希望湖(のぞみこ)」を目指す「りす・くま・かもしかコース」の様子です!

DSC05434_

コースの入り口までは、山の家から徒歩20分ほど。
道中でも、元気なウサギの足跡に出会えます。

DSC05440_

コースの入り口付近では、案内看板が目印です。

DSC05447_

入り口から森の中を見渡すと、「りす」コースの看板が見えます。
スノーシューを履き、早速、行ってみましょう。

DSC05454_

雪の状態もよく、木々の枝には雪が積もっています。
次の「りす」看板が向こうに見えます。
看板をたよりに、森へ入って行きましょう。

冬の森の楽しみに、動物の足跡がハッキリ見える点があり、
森の中では、足跡をはじめ、フンや食べ物など、動物たちの生活がわかるサインが見られます。

DSC05462_

木の幹につけられた、目立つ「りす」の看板です。
これを探しながら、進んでいくと、迷わずに散策ができます。

DSC05458_

元気に活動する動物の足跡です。
この辺りは、タヌキ、キツネ、クマ、ウサギ、リスなどが生息し、
どれも足跡が違うのだそうです。

行く先を導くかのように、延々と動物の足跡が続いています。
動物の棲み家に迷い込んでしまったようですね。

緩やかな下り坂を延々と進みます。

DSC05475_

少し木々が途切れ、遠くの山々が見えます。

DSC05478_

それでもなお、森の奥へと続く動物の足跡を追って、希望湖を目指します。

DSC05504_

少し、湿地帯が見えました。
希望湖は、もう、すぐそこ。
歩き始めからは1.5時間経過した時点です。

DSC05507_

希望湖です!
手前には、歓迎するかのようなウサギの足跡が。

遠くに、湖面の上を歩いている人影が見えました。
厳寒期である1,2月には、希望湖では、広い湖面を歩いて渡ることができます。

希望湖の水は絶えず動いているので凍らないのですが、
湖に降った雪がシャーベット状になり、水の中にその雪が数m積もった状態になるので
厳冬期には湖面を歩くことが出来るようになります。

DSC05510_

木の根もとには、動物が彷徨った跡。

もう、このあたりは足跡だらけです!

DSC05545_

湖を、恐る恐る渡ってみます。
「りす」コースを抜けて「くまコース」へと入りました。

DSC05532_

ここも動物の足跡だらけ。
足跡にも様々な形があることがわかってきます。

それぞれの動物で歩き方や足跡に特徴があるため、
慣れると、何の動物のものなのか見分けるようになることができるようです。

DSC05572_

こちらは、湖と並行するように、続く足跡です。

ちょこちょこと、2個ずつ規則的に並んでいます。
これはきっとキツネですね。規則正しく一直線になっているのが特徴です。

DSC05566_

大きな肉球を持つ足跡です。

DSC05541_

クリスマスツリーのような形の木も見られます。

DSC05563_

晴れている日に森の中を歩くのは、気持ちが良いですね。

DSC05569_

湖畔で休憩をしている方に出会いました。
森の中で散策すると、自然が好きな人どうしの
思いがけない出会いがあるものですね。

DSC05583_

希望湖までは「りす」の看板を目印に歩きましたが、
湖を渡った反対側では、帰路のため、くまの看板を目印に歩いていきます。

クリスマスツリーのような針葉樹の間を歩きます。昼下がりの木漏れ日。
晴れた空が垣間見えます。

DSC05597_

森林浴コース入り口の看板。
夏場は、トレッキングコースとしても楽しめる路です。
看板の周りを元気に飛び跳ねるウサギの足跡にもご注目です。

DSC05604_

くまコースは崖沿いの路になり、行く手には、路沿いに歩く動物の足跡がずっと続いていました。

DSC05607_

これは足の大きさから見てキツネでしょうか。
キツネが走るときには、ウサギと同じような形の足跡になるのだとか。

DSC05615_

崖沿いの路を進むと、途中で志賀の山脈が見渡せる絶景ポイントに出ます。

冬は積雪が2〜3mあるので、目の高さも当然高くなり、夏場よりも眺望をたのしめます。

DSC05618_

昼下がりの太陽に照らされて煌めく雪とウサギの足跡。
ここから、道路沿いに帰路をたどります。

およそ4時間半の道のりを経て、「山の家」へ戻ってきました。
写真を撮りながらゆっくり歩きましたが、散策にはちょうど良いコースでした。

******************

※詳細はこちら

OD_スノーシュー_1

OD_スノーシュー_2

斑尾高原では最大積雪3m以上、フカフカの新雪の上をスノーシューで楽しめます。
初めての方も気軽に参加できる半日ツアーや、斑尾山頂に登る1dayツアー、
月明かりのした銀世界を歩くナイトツアーなど、盛り沢山のツアーが用意されています。

見どころ



基本情報

名称 斑尾高原「スノーシュー常設コース」
所在地 ■ 〒389-1303長野県 飯山市斑尾高原
集合場所 ■ まだらお高原「山の家」
遊べる内容 ■ スノーシュートレッキング
催行人数 ■ -
対象年齢 ■ -
アクティビティ
レベル
■ EASY
服装・持ち物 ■  <持ち物>
スノーシュー(レンタルあり)
ストック または トレッキングポール(レンタルあり)
昼食(ツアーにより異なります)

<服装>
スノーウェア上下
ハイカットのトレッキングシューズ または スノーボードシューズ、長靴
スノーグローブ
厚手の靴下
厚手の肌着
毛糸の帽子
ゴーグル

<あれば尚良い>
バーナー
レジャーシート
おやつ
飲み物
カメラ
遊べる時間帯 ■ --
■ 9時30分から■ 16時00分まで
■ 受付: 9:00〜17:00
遊べる期間 ■ 毎年 12 月中旬〜3月31日
■ ※積雪状況により変更
管理・運営者 ■ 斑尾高原観光協会(まだらお高原「山の家」)
■ -
■ 電話でのお問い合わせ: 0269-64-3222
■ メールでのお問い合わせ:  madarao@iiyama-catv.ne.jp
公式Webサイト ■ http://www.madarao.tv/news/2014/01/news_1087.php
料金 ■ レンタル:スノーシュー&ストックセット/¥1,000
近くのおすすめ
スポット



おすすめランチ
スポット



おすすめコース
備考 ■ ※必ず、ご利用前に「まだらお高原 山の家」で、案内を受け、マップをもらってください。
※ご利用は、あくまでも自己責任でお願いします。

アクセス方法

■上信越自動車道 豊田飯山 または 妙高高原 ICより車で■ 0 時間30分
電車 ■JR飯山線「飯山」駅より■ 0時間30分
【東京→長野】長野新幹線時刻表
長野→信越本線時刻表
バス ■「八坊塚」停留所から■ 0時間 03 分
PDF地図印刷 ■ http://madarao.tv/document/mapMadarao2014.pdf
備考 ■ 自動車の場合
◆高速道路から… 上信越自動車道上信越自動車道 豊田飯山I.C または 妙高高原I.C →
 ▼豊田飯山インターチェンジからのアクセスマップ
 ▼妙高高原インターチェンジからのアクセスマップ

電車の場合
◆JR飯山線飯山駅下車、バスかタクシーをご利用下さい。
 ▼JR飯山線 時刻表
 ▼飯山市コミュニティーバス斑尾線 時刻表

アクセスマップ

この記事を書いた人

Kanako Tokutakeクリエイティブディレクター
とにかく初心者・女子の目線でわかりやすく、これなら自分も始められる!と思ってもらえるコンテンツ作りと、初心者・キッズが取っ付きやすいソフトめな遊びを中心に紹介