【チャレンジ君冒険記】
”国内史上最長260kmのアドベンチャーレースに密着!②”
(スタートから12~36時間)
”そして過酷な60kmラフティングへ、レースは最初の朝を迎える!”
前日に野沢温泉から小布施まで、
トレッキングとマウンテンバイクで約10時間走り切った選手たち。
最後のチームはなんと朝方4時ころに到着。
野沢温泉のスタートから約13時間動きっぱなし、、。
2日目の流れはこちら!
どこまで行けるかは天候や選手のペース次第!
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約60kmのダウンリバーラフティング!
2日目 10/25(金) 4:52、
レース開始から約14時間が経過、あたりはまだ静まり返っていた、、、
外で寝袋で寝ている選手と、アシスタントさんは座ったまま、、、
本部も雨だけしのいで、外で仮眠、、、かなり寒い、、、過酷。
そして5:10、
6時のラフティングの一斉スタートへ向けて、少しずつ明かりが、、、
選手は朝5時から準備に取りかかる。
ほんの少しの仮眠しか取れていない選手も。
あたりにはコーヒーのいい香りが漂う。
暗がりに全然乾いていないゼッケンが干されていた。
ウエットスーツに着替える選手たち。
エネルギーの充電。
果物がいつもより甘く感じる。
いざラフティングへ!
すでにセッティングが完了しているボート。
続々と選手もポジションへ向かう。
荷物は、もしボートが裏返ってもいいようにカラビナでボート自体にくくり付ける。
ここから60km、装備など最終チェック!
スタート間近です。
あたりには緊張感が漂う。
さぁ6:00! 予定通り約60kmのラフティングがスタート!
早朝でも選手の気合いの入り方は強い、
ボートを持ってダッシュ!
この周辺は透き通ってきれいな水でした
薄暗い川に向かい、ボートに飛び乗る!
ここから4人でひたすら60kmを漕ぐ!
どんどんボートは遠くへ!
さぁレースを追います!
アシスタントさんたちは片付けて、次のアシスタントポイント(AP)へ向かいます。
乾いては、、、、いないですよね。
時刻は7:30、レースは飯山市に入った
一定の距離を保ったまま、一斉にボートがカーブして来る!
まるで競艇みたい!
まだまだ選手は元気そのもの!
ラフティングボートには水筒、リュック、マップがカラビナでくくり付けられている。
ほんとなら最高の景色ですが、見てる暇はありません。
次のチェックポイントの準備に行く前に、本部スタッフもみんなの様子を確認。
少し先頭のチームがリードしています!
しかしここまではまだ団子状のレース展開。
小雨が降り始めてきました。
そして最初のチェックポイント!
チェックポイントが川の右岸か左岸かの確認をしておかねば!
もし反対の岸に行ってしまったら相当なロス!
しっかりパンチします。
続々とチェックポイントへ、
ここは上陸ポイントではないので1人が降りればOK!
どんどん来ます!
仲間がチェックポイントに行っている間にエネルギー補給!
大事な地図はいつもすぐそばに。
このラフティングエリアの分だけは、ラミネートしたものが配布されています。
この過酷なレースを心底から楽しんでいる選手!
何が選手をそうさせるのか!
自然フィールドの魅力は計り知れない!
こちらも少し進みながら補給中!
昨日のレースの結果が出てました。
バックには木島平。
雲の位置が低く、霧のよう。
紅葉の進む中、腕の疲労も進む。
レースもデッドヒートを続けます。
チェックポイント(CP7)
選手が来ました!
実際はボートを岸に寄せるのも、けっこう難しいんです。
全く川の流れが無い、、、湖を漕ぐようなもの、、、これも過酷。
かなりの距離があります、、、
時刻は10:25、ラフティングの中間地点、上陸ポイントに到着!
実はここが山場、魔の急坂をボートをたった4人で持ち上げなければならない!
このボートはかなり丈夫、だからこそ重さも重量級。
いろんなスタイルで持ち上げる!
この急坂、写真よりかなり急です。
足首にもMAXクラスで力が入ります。
そして持ち上げて持って行く。
アシスタントポイントはまだ先です。
お地蔵さんとのコラボ。
アシスタントポイントはまだだいぶ向こう、、、
アシスタントポイントへ!やっとラフティング中間地点!(AP3 CP8)
すかさずエネルギー補給!
続々到着!
そしてすぐに出発!
ここから助っ人登場!
ジャングルのような道でボートを運ぶ!
ボートを下ろして、
ボートがはしごに!
川に出ます!
ここからは少し急に!
疲れた体に容赦なく、激しい波しぶきが!
広大なエリアを進む!
時刻は13:15 ついに60kmのラフティングが終わる。
レースはとっくに新潟県に入っていた。
重いボート、木をまたぐ、あぶない!
腕に力が入らない、、、
なんとか到着。
ここまでがラフティング、
「腕がもう自分のものじゃないみたいだ」と言っている選手も。
アシスタントポイントに到着、
ほっとする瞬間、笑顔がこぼれます。
さぁ急いで着替えます、なぜかというと、
お待ちかねの食事が待っているから。
あるチームのテーブルには栄養ドリンクも。
疲れて帰ってきた選手たちも、
このアシスタントさんの笑顔にどれだけ癒されるか。
すごくおいしそうに食べる選手。
このアシスタントポイントでの一瞬だけ、表情が少し緩む。
すでに靴がぐしゃぐしゃ。
ラフティングでボートを漕ぐには足も踏ん張ります。
ここまでの過酷さを物語る。
くたくたになって帰って来た選手は、
少しでも横になり、回復させます。
選手がウエットスーツのまま仮眠!?
ここでなんと、アシスタントさん先回りで来ていないチームが!
補給物資を買いに行ったよう。
慣れない道にアシスタントさんも迷ってしまったようです。
待つ間どうするか、選手はすぐに判断しなければ。
まだ先は長い。
ここは濡れた体をなるべく冷やさないように仮眠し、
とにかく回復させるという英断を。
時刻は13:37。 レース開始から約22時間経過、
目指すは屋敷温泉!標高600mアップのマウンテンバイクへ!
手際良く着替えます。
かなり手が早い!
そしてマウンテンバイクへ移行!
チームによって、向かう方向がばらけた!
ここで次のポイントへの到着時間が左右される、、、
ご存知の方にはわかると思いますが、
この秋山郷までの道のりは狭く、そして何より急坂。
このような斜面がずっと続きます。
紅葉がだいぶ見え始めてきました。
相当疲れてるはずなのに、この笑顔。
言葉で表現するならもはや「あっぱれ」!
時刻は17:00 レース開始から25時間が経過、
そして選手は屋敷温泉から、問題の”夜の鳥甲山”へのトレッキングに移行!
また夜が訪れる、、、
標高2037mの鳥甲山(とりかぶとやま)は、
ヤセ尾根で急勾配な登山道として知られている。
くさり場や、絶壁、両側が崖。
ここを夜に通ります。
距離にして15km。
標高 800mの屋敷温泉のアシスタントポイント(AP5 CP12) から、
標高2037mの鳥甲山(CP13)へ登り、通過、
標高1200mの奥志賀方面 雑魚川林道( AP6 CP14)へ向かいます。
距離の割にかなりの標高差、
急な登り、急な下りです。
ここには実際に選手が見ていた地図を貼ります。
右上の屋敷温泉から、左下の雑魚川まで、
トップの到着予想時間は4時間半後。
つまり17:00ころにトレッキングに移行したチームは、
21:30ころ着くのでは?という予想。
ここからは険しい山道、
装備の乏しい僕らは追えません。
本部とアシスタントスタッフの一団は、
まずアシスタントポイントへ先回り。
CP14でまさか!このセクションで10時間が経過し、
レースが中断することになるとは!
トップ到着予想を過ぎた22:00を過ぎても、選手はこない、、、
そしてさらに、順位変動の大波乱とアクシデントが多発!
僕らはGPSトラッキングと、選手の話しにより、
この魔の夜登山の情報を集めました。
次回、その現場に迫ります!
その後の展開は次回へ!
【チャレンジ君冒険記】
”国内史上最長260kmのアドベンチャーレースに密着!③”
(スタートから36時間〜60時間編)
夜の鳥甲山トレッキングで何が!?
まさかの山中に10時間滞在も!レースも中断に!
次回アップ次第、
◯本サイトトップページ⇒http://nagano-outdoor.com/
◯Facebookページ「長野県のアウトドアレジャー遊びをシェア」
⇒https://www.facebook.com/nagano.outdoor.leisure
にてお知らせします!
次回もさらにさらに過酷、そしてアクシデントの連続!
どうぞお楽しみに!
この記事を書いた人
- 長野県ならどんな過酷な取材でも、どんな時間でもチャレンジ!取材に行きます!自然豊かな長野県の”アウトドアでの遊び”をとことんご紹介!都会では体験できない魅力を発信します!
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