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【チャレンジ君冒険記】アドベンチャーレース”AZUMINO 2Days 8”に密着取材![前半]

【チャレンジ君冒険記】
アドベンチャーレース”AZUMINO 2Days 8”に完全密着①
〜前半 マウンテンバイクセクション〜

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コース全長は約60km!!

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こんにちは!
長野県のアウトドア最前線を体当たり取材、「チャレンジ君」シリーズです!

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今回のチャレンジ取材は、
4年ぶりに開催されたアドベンチャーレース「AZUMINO 2Days 8」です!

このレースは元オリンピック選手で、
2013年10月にジャパンカップでも優勝した小林可奈子さんが主導する「MTBクラブ安曇野」が運営。

 

選手たちの話しによると、このレースは本当に面白く、
「楽しみにしていた!」
「今までも毎回出ている!」
という、面白いフィールドだということです。

 

果たしてどう面白いのか!?

それを確かめるため、
ついにレースの80%を実際に選手と走りながら追いました!

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その長いレースの80%をために用意していただいたパートナー、
「PRESSカー」なるKONAの最新マウンテンバイク!

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アップヒルとダウンヒルの切り替えが一瞬で可能!
①サドルが手元のスイッチでオフィスのイスみたいに油圧で上下
②フルサスとハードテールもボタン一つで切り替え

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願っても無い強力なパートナーにテンションも上がります!

このマウンテンバイクにより前回のX-Adventure2013の取材での経験も活かした、
より現場の最前線からのレポートをお届けします!

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アドベンチャーレース「AZUMINO 2Days 8」、
前評判として、
やはりかなり過酷らしいとは聞いていました。

同時に、
とにかく気持ちいいロケーションと、
上質なトレイルが走れるマウンテンバイクセクションが魅力だということ。

そしてトレッキングセクションは、毎回”くせ”があるという、、、

さぁ、その全コースとフィールドを動画でご覧下さい!↓↓

いかがでしょう?
かなりレースの展開をイメージしていただけたのではないでしょうか!

さて、今回も選手が頼れるのは、
己の感覚と、地形図&コンパスのみ。

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実際の地図はこちら!

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今回はこの3枚。
合計18個のチェックポイントを通過しなければなりません!

 

MAP−2 マウンテンバイクのチェックポイントは全部で9個!

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MAP-3 トレッキングのチェックポイントも、全9個!

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わかる方が見ると、
この地図を見ただけで、うわっ!てなります。

 

【レースの筋書き】

◯前半 マウンテンバイク ”MTB追いかけっこ”

スタート15分後から追って来るハンターに追い抜かれると30分のペナルティ!

◯後半 トレッキング ”闇の激急坂を藪漕ぎ(やぶこぎ)”

チェックポイントが、岩場の影や木の間など、昼間でも見つけづらいところに!

 

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今回のレースに参加して特にすごかったのは、↑↑のように、
後半の藪漕ぎトレッキング。

激坂の登り下り!

熊笹をつかまないと無理です!

今は笑って話せますが、
登ってる最中は、ほんと必死でした。

急坂の藪漕ぎとは何ぞやというのは、
後半の記事で実際の写真と映像でご覧いただきます!

さぁレースの展開をここからはストーリーで!

天気は2日間とも快晴!

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まずは準備からブリーフィング!

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ここが本部のある拠点です。

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全体のスケジュール!

お?
前回のX-Adventureに出場していた選手が今度は運営に入られてました!

もちろん今回の出場選手にも、
X-Adventureに出場していた選手がたくさん!

みんなアドベンチャー好き過ぎ!

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そして寒いのに楽しそう!

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今回のレースで重要な部分を締めるマウンテンバイク。
手入れは入念に。

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何を持って行くのか、
このパッキングにもそれぞれこだわりがあって、
それぞれのアイテムなんかも見てるだけで面白いです。

あれ欲しいなぁっていうのもいっぱい!

ウエア類としては、
晴れのため放射冷却による夜の寒さに備え、みなさん慎重に選んでいました。

最も下がるのはトレッキングをしている夜、
上では−7~8℃になる予想!

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粉末を溶かすタイプのポカリスエットらしいです。

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MTBクラブ安曇野の小林夫妻。
大会運営の全体指揮を執られています。

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運営側のミーティング。

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ブリーフィング開始!

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今回前半の登りマウンテンバイク CP1まで、
選手を追いかける”ハンター”2人の紹介!

左 小林昌樹さん(マウンテンバイクレーサー)
中 小林あかりちゃん(小林夫妻の娘さん”マウンテンバイク界のサラブレッド”)
右 小段さん(ロードレースのジャパンカップで優勝経験を持つロードレーサー)

この2人がレース開始から15分後にスタート。
選手を追い、抜かれたチームは30分のペナルティです!

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それには、みんな苦笑い。

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地図にルートをしっかり書き込みます。

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盛りだくさんのアイテムをまとめて、、、

 

さぁレース開始!

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まずはマウンテンバイク!

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そして、
選手スタートから15分後、ハンターもスタート!

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このハンターたちは、このフィールドで普段から練習している強敵です!
さぁこの2人に抜かれたら30分のペナルティです!

選手のみなさんがんばれ!

さぁここでマウンテンバイクのレースの展開を、
実際にGoproで追ったムービーをどうぞ!

木漏れ日が降り注ぐ極上トレイルのダウンヒル映像も入っています!

そしてレースの詳細な展開を写真で続けます!

動画でもわかる通り、
僕は選手より30分先にスタート!
最初の山頂付近のトレイルで潜んでいました、、、、

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そこへ奥から人影が、、、

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ハンター小段さんだ!
このコースをいつも練習で走行しているローカル!
めっちゃ速い!

 

まだ選手は来ていない、、、

ということは全員ごぼう抜き?

いや、何チームかは抜いたそうですが、全てじゃないと、、、

実は違うルートも存在!

ハンターが通ったルートではないルートを通ったチームはペナルティを免れたようです。

しかし本職のレーサーはマウンテンバイクも速い!

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そして続々と選手が!
ペナルティを受けながらもどんどん前へ!

ここは実はかなりの急坂、
ほとんどの選手が押して下ります。

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まだまだ元気いっぱい!
レースを楽しんでいる選手たち。

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CP1 チェックポイント1です!

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さらに前へ!

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どんどん前へ!

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舗装路に出ました!

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かなりのスピードです!

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2チームが団子状!

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山エリアを抜けました!
さらに前方に1チーム!

国営アルプスあずみの公園のあたりに出ました!

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すばらしい天気!

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レースとはいえ、信号はしっかり守ります。

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小段さんにエスコートしてもらい、
僕らは違うルートで先回り!

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白馬の方まで見通せました!

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そして、CP2 チェックポイント2付近、

でも見当たらない、、、この近くのはず!

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選手たちはチェックポイントを探しに藪の中へ、、、

このように”AZUMINO 2Days 8”は、
親切に道の途中にチェックポイントがあるわけではありません!

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また登って来たところ。
下りはとても気持ちいいですが、登りはつらい。

みんな汗だくです!

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毎回ダウンヒル前の頂点でルートを確認。

すごい速さで下るダウンヒル中にチェックポイントがあると、
少し越えてしまうだけで、相当登り返さなければなりません。

ルートは下る前にチェックする!さすがです!

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エネルギー補給はこまめにがとても大事。

実はこの時点で、僕は両モモがつっていました。
あわや撮影終了の危機。

ちなみに足がつったときは、
アミノ酸やアルギニン、電解質を摂り、水分を多めに摂り少し休むのがいいです!

持って来ていた細粒状のアミノバイタルを飲んで何とか回復!

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さぁまたダウンヒル!

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素晴らしいトレイルです!
風を切るのが本当に気持ちいい!

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選手の通過状況を本部に報告する小林さんと小段さん。
レースを楽しめるのは、この裏方のみなさんの尽力があるからこそです!

 

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今回のレースの最年長、55才の束村選手が、女子選手を牽引。
そしてこのチームは現在1位!すごいパワーとタフさです!

レース後半のトレッキングでは、
このチームに同行させてもらいました!

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しっかりとつま先でペダルを漕ぐ。

マウンテンバイクは、立ち漕ぎではなく、
なるべく軽くペダルを”回す”ことが消耗を軽減させる秘訣。

急な登りは、最も軽いギアでひたすら回して登ります。

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紅葉のじゅうたん、
ふかふかダウンヒルです!

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ん、
おかしい!

こんなに回り込むはず無い!

気持ちいいダウンヒルをやめて選手が止まります。

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このへんにチェックポイントがあるはず!
『探そう!』

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すると、

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ありました!

”動物君”というニックネームで呼ばれるこのチームの男性選手は、
地形図が立体的に見えるようです!

実は、前回のX-Adveture2013でも使われていたGPSトラッキングシステムを設計しているそう!

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さらに進みます!

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トレイルを抜け、最後の関門を探します

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ここが前半マウンテンバイク最終関門!

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これで街を抜け、トレッキングへ切り替えに本部拠点へ向かう!

時刻は15:30!
みんなかなり順調なペース!

ちなみに僕もしているこのような時計、
これは標高や方角がわかります。

これがチェックポイントを探す際にとても役立つんです!

チェックポイントが記されている場所と現在位置の標高が合っているかどうか、
選手はさかんに標高を気にします。

 

そして、本部に到着!

すると間もなく、
マウンテンバイクセクション1位のチーム「きったーず」が帰ってきました!

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暗くなる前に到着!
すばらしいペースです!

僕はこのチームに同行させてもらい、トレッキングセクションを全て回ります。

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ここまですでにスタートから6時間以上動き続けてます!

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休む間もなく次はトレッキング準備!

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しっかり栄養補給!

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今回の役目を果たした愛車たち。

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あとから続々と選手が帰ってきます!
さぁ、どんどん着替えとトレッキング準備!

この切り替えが速ければ、巻き返しも可能!
しかし、ちゃんと準備しなければ、夜はかなり寒いです!

さぁレースはトレッキングへ!

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準備が整いました!
こちらがトレッキング移行時点でのトップ2チーム!

旬のりんごも一緒です!

 

アドベンチャーレース”AZUMINO 2Days 8”、
前半はここまで!

次回に続く!↓↓

【チャレンジ君冒険記】
アドベンチャーレース”AZUMINO 2Days 8”に完全密着②
〜後半 トレッキングセクションへ!〜

”闇の激急坂を藪漕ぎ(やぶこぎ)、真夜中に山狩り状態でチェックポイントを探す!”

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次回⇒”闇の激急坂を藪漕ぎ(やぶこぎ)” は、画像をクリック!!

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↑このような真夜中、想像以上の急坂を登り降りする選手たちの写真にも盛りだくさんです!

 

この記事を書いた人

Jun Yamagishiアウトドアカメラマン
長野県ならどんな過酷な取材でも、どんな時間でもチャレンジ!取材に行きます!自然豊かな長野県の”アウトドアでの遊び”をとことんご紹介!都会では体験できない魅力を発信します!